PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ヴァシュティ・バニヤン@ビルボードライブ東京

イメージ 1

2007年の来日公演を見逃していたので今回初めて見るヴァシュティ・バニヤン(Vashti Bunyan)@ビルボードライブ東京。2日×2回公演の2日目1回目だったのですが、正に夢見心地でした・・・。いやほんと正に。ギター×2、バイオリン、ピアノの4人で持ち替えでフルートやリコーダー、アコーディオン、木琴などもあって、素朴でシンプルな演奏と、儚く消え入るようなボーカル。退屈とかつまんないというのではなく、ほんとに気持ち良い眠気に襲われ続け、頭がぐらぐらしていたのではないかと思います。

というわけで演奏曲がどうのとか細かいことは、記憶にないのですが、気持いライブであったことは間違いございません。

私なんぞはプログレ聴き始めて幻の名盤と言われ続け聴くこともかなわなかった「Just Another Diamond Day」をブートで最初に聴いたときは「なんて地味なんだ」と思って、メロウキャンドルやチューダーロッジなんかと比べてもあまり好きな作品ではなかったですが、歳取るとこういうのがいいんですわ。2005年の「Lookaftering」も最近聴きましたが、地味さは相変わらずですが、なんというのでしょうか、ある種呪術的に心にしみてくる感じがまさにアシッドフォークと言われたりする所以でしょうかね。

この流れでジュディ・ダイブルが見たいな。来ないかな。

ビルボードライブ東京は昨年のウェットン&ダウンズ以来ですが、ほんといい会場ですね。会社から近いってのももちろんあるんですが、どの席からもステージがよく見えて、必ず座って落ち着いて見られるし、時間も1時間強と飽きないちょうど良さ。遅い時間スタートがあるのも嬉しいですね。唯一の欠点は生ビールがないこと。これはほんとに残念だ・・・。