PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

アルゼンチンのプログレ:スィ・ヘネリス(チャーリー・ガルシアもの)

イメージ 1

チャーリー・ガルシア(Charly Garcia)は、リト・ヴイターレと並んでアルゼンチンを代表するプログレ系アーティスト。70年代からスィ・ヘネリス(Sui Generis)、ラ・マキナ(La Maquina)、Porsuigieco(読めない)、セル・ヒラン(Seru Giran)などの重要プログレバンドを率い、多数の傑作を生み出しています。80年代以降は本格的なソロ活動を展開しており、おそらく20枚くらいはソロアルバムをリリースしているようです。

で、チャーリー・ガルシアのプログレ系アーティストとしてのスタートとなったのがスィ・ヘネリス。ライヴもいろいろ出てますがスタジオアルバムとしては最後の作品となる1975年発表の3rd「Pequenas anecdotas sobre las instituciones」が代表作とされているようです。素朴なフォーク調の曲が途中からブ厚いキーボードで突然シンフォニックになったりと、ちょっと忙しい展開という気もしなくはないですが、その辺がプログレファンに受ける要素でしょう。優しげなボーカルも魅力のひとつ。アルゼンチンのプログレのもっとも良いサンプルのひとつです。