日本のメタルバンドで好きなのは、デッドエンド(DAED END)、サブラベルズ(SABBRABELLS)、テラローザ(TERRA ROSA)なんですが、そのテラローザを率いていたキーボーディスト岡垣正志のソロプロジェクトがジルズプロジェクト(Jill's Project)です。
6月に出た新作「NOSFERATU」でも、岡垣正志ならではのオルガン等のキーボードを多用した、泣き&様式美ハードロックが堪能できるなかなかの傑作アルバムに仕上がっています。アルバムタイトルにもなっているインスト曲「NOSFERATU」ではテラローザ時代の盟友でもある元デッドエンドの足立祐二の"エロい"ギターが全開。そのほかの曲も荘厳なオルガン曲あり、テラローザを思わせるハード&ドラマティックなチューンありで楽しめます。なお、ボーカルは絶叫系でないので嫌いではないですが、無理して英語で歌わなくてもいいかもーというのが私からの助言です。
なおオマケで付いているCD-Rにはインスト3曲が入ってますが、この3曲も佳曲で捨てがたいですね。テラローザは20年位前にライヴに行きましたが、岡垣さんのプレイを久しぶりに目の前で見てみたいもんです。