アルゼンチンの女性ボーカリスト、マリリーナ・ロス(Marilina Ross)。日本語どころか英語でも詳しいサイトが見つけられなかったので、よくわかりませんがこの「Soles」は1982年発表のデビュー作のよう。どういう経緯で購入したかは正確には思い出せないのですが、おそらく新宿のGARDENSHEDあたりで10年くらい前に買ったのだと思いますので、日本のプログレファンには結構お馴染みかもしれません。
1曲目のイントロの演歌調のギター、それに続く情熱的に歌い上げるボーカル。もう完全にあっちの世界へ・・・。1982年発表のアルバムにしてはサウンドが古臭い感じ(アルゼンチンというより70年代イタリアンロックの香りがする)もします。アリーチェの1stみたいな、とまでで言うとほめ過ぎかと思いますが、哀愁を感じさせる味のある良いボーカルアルバムです。