菊地成孔ダブセクステット(NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET)の2008年7月から9月の3回の公演から収録したライブ盤「IN TOKYO」。菊地成孔は、ティポグラフィカ(Tipographica)などプログレ境界領域での活動も長く、名前は知ってはいましたが、しっかり聴いたのはこのダブセクステットが初めてだったりします。菊地以外のメンバーは、類家心平(Tp)、 坪口昌恭(P)、 鈴木正人(B)、本田珠也(Dr)、パードン木村(DUB)。いまどきの洒落たジャズという感じでBGMとして聴き流すことさえできてしまうくらいの心地よさなんですが、それでいて相当な難曲というか複雑な怪曲揃い。ユニヴェル・ゼロ(Univers Zero)なんかのチェンバーロック好きなら気に入りそうな気がします。私の好きな「Orbits」も収録されていて、私はこのライブ版の方が好きです。
8月11日には代官山UNITで口ロロ(クチロロ)とともにライブが行われるようなので、行ってみようかな。