現在ツアー中のトライ・オフェンシヴ(TRI-OFFENSIVE)が先月リリースしたデビューアルバムがなんだかものすごい完成度でびっくり。ユーロロックプレスの小森啓資のインタビューを読んで、小森氏の新バンドで、ベースがプリズムの岡田治郎、ギターは新人ながら超絶テクニックが評判の菰口雄矢ってあたりから、なんとなくのサウンドのイメージはしていて、方向としてはそれも間違っていなかったんですが、スケールが想像を大きく超えてました。
自称「ちょっとお攻めな3人衆」というだけあって、3人で攻めまくりでマハヴィシュヌ・オーケストラかってくらいの超絶難曲轟音なジャズロックの面もあるんですが、どういうわけか曲が聴きやすいんです。作曲は主にギターの菰口氏の手によるもののようですが、ある意味メロディアスでさえある。ギタートリオにシンフォニックもないもんですが、単に技巧に走るのではなくしっかり構築されたファンタスティックなメロディをしっかり聴かせてくれますんで、シンフォニックロック好きにもこれはいけるのでは、と思ったりもしました。7月31日(金)吉祥寺シルバーエレファントでの公演が今から楽しみです。
TRI-Offensive|hello! progress!!(2009/7/9)
TRI-OFFENSIVE(トライ・オフェンシヴ)|FUSION (フュージョン) MUSIC 研究所(2009/7/4)
TRI-Offensive最高!菰口雄矢に驚くべし!|空パパの戯言(2009/6/27)
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