PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

元イリュージョンのジム・マッカーティ新作ソロ

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元ルネッサンス(Rennaisance)~イリュージョン(Illusion)のジム・マッカーティ(Jim Mccarty)がソロとしては16年ぶりとなるアルバム「Sitting on the Top of Time」をリリースしました。オリジナルルネッサンスのリーダーで志半ばで世を去ったキース・レルフ(Keith Relf)の息子ジェイソン・レルフ(Jason Relf)がエンジニアとしてサポートしているほか、1曲(「Living from the inside out」)でスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)がゲスト参加しています。

イリュージョンのメインコンポーザーであったジム・マッカーティの作品だけにフルートやピアノをフィーチャーした素朴ながらも心温まる魅力的なメロディの曲が多いです。これまでにもジム・マッカーティのプロジェクトにジェーン・レルフ(Jane Relf)が参加することはよくあったのですが、本作には全く参加していないようです。ジム・マッカーティのボーカルも枯れた感じで悪くないですが、これで、ボーカルがジェーン・レルフだったら(せめて何曲かだけでもあれば)、現代版イリュージョンの完成、と言っても差支えない感じ(あえて言うなれば90年代に突如として出たややポップな感じになった3rdに近いイメージ)なだけに、残念な気もします。

ソロアルバムこそ16年ぶりではありますが、再結成ヤードバーズ(Yardbirds)ほかさまざまなプロジェクトで今なお精力的に活動しているようですから、いずれジェーン・レルフとのコラボも実現させてほしいと思います。



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