2018年2月4日、プログレッシブ・アイドル「キスエク xoxo(Kiss&Hug) EXTREME」が初ワンマンライブを目黒・鹿鳴館で開催しました。15年に出たシングル「鬱」(当時はxoxo(Kiss&Hug)名義)は聴いていたものの、メンバー交代してからの活動を追ってなく、最近になってマグマの「The Last Seven Minutes」のカバーが話題になっているのを見て改めて気になっていたところ、初のワンマンライブ開催のタイミングと重なり、これは一度見てみなければとでかけてみたのでした。
鹿鳴館のスタンディングのキャパは250ということですが、会場は満員に近かったのではないでしょうか。90%中高年男性、5%若年男性、でも若年女性の姿もちらほら。通常のプログレバンドのライブではあり得ないことです。
フルート入りジャズロックバンドのQuiが、Baby Metalの神バンドさながらに鉄壁の演奏でバックを固めてます。10分くらいのQuiだけのインストの演奏もあり、ここだけはいつものプログレのライブでした(笑)。ライブでの歌や踊りは発展途上という感じですが、逆にその未熟さが今後の成長期待でもありこれからが楽しみです。次回ワンマンライブやアルバム制作の発表もあり、ますます目が離せません。
三十数年前、エイジアや90125イエスを拒否したプログレファンでも、時を経て歳を重ねてプログレアイドル・キスエクを支持する方もいるのではないでしょうか?
未聴の方はまずは最近話題になったマグマのカバーのこの曲から。4日のライブでも歌ったのですが、一度目の自らのパフォーマンスに納得いかなかったのか、アンコールの曲を変更して再度披露。カバー曲とはいえ代表曲になるのでは?と思いました。
The Last Seven Minutes (MAGMA COVER)/ xoxo(Kiss&Hug) EXTREME 2018.1.7 下北沢SHELTER