べネズエラのグループ、パルテノン(PARTHENON)のアルバム「Mare Tenebris」がなかなかいい感じです。スペインのアマロックのキーボード奏者ロベルト・サンタマリアが70年代に結成したグループで、再結成してレコーディングした1stアルバム。アマロックの名作群と比べると曲がやや散漫な感じはするものの、詩情を感じさせるキーボードの音色とかアレンジが印象的で味わい深い。売元のムゼアの紹介文を読むとELPタイプと書かれているが、温かみという意味でもむしろ雰囲気はジェネシスという気もしますが。