昨年7月に豪華ゲスト陣を迎えての力作2ndアルバム「鏡の国のアリス」をリリースしていたshinsekai(新世界)の下田祐氏が昨年12月28日に自らのブログに、自主制作時代の作品やshinsekaiの1st、2ndの在庫処分について記載しています(2007年2月末日をもって会社を休眠します)。無料でもいいので引き取ってくれる人を探しているとのこと。
日本のプログレバンドはトップクラスのグループも勤労ミュージシャンだったり、スタジオミュージシャンとしての傍ら趣味でプログレをやられている方がほとんどで、プログレだけで食っている人はほとんどでしょうから、sihinsekaiにしても作品がいくらすぐれていようとも、それだけで採算が合うということはきっとなく、また発売後半年で何千枚も売れるようなものではないでしょう。もっとも何年かして再評価されたときには現物は入手困難というのが今までのパターンですが、オンラインでの配信とか考えれば、CDとしてのブツにこだわる必要もないのかもしれません。
あれだけの力作をリリースした後ですので、少しまた構想期間を置いて、ぜひまた次なる作品を生み出して欲しいものです。