未CD化の1stアルバム「WHAT A BEAUTIFUL PLACE」がレア盤として知られるキャサリン・ハウ(Catherine Howe)が、昨年1月に27年ぶりとなる通算5枚目のアルバム「Princelet Street」をリリースしていました。レア盤という1stはもちろん、70年代に発表され一部はCD化されている2nd~4thも聴いていないので、それらとの比較はできないんですが、コンテンポラリーなSSWという感じで、27年ものブランクのあったアーティストの作品とは言われるまでわからないです。
室内楽風アレンジが元ドリーム・アカデミー(Dream Academy)のケイト・セント・ジョン(Kate st.John)を思わせたりしますが、それでは喩えが逆か?フォークって言ってもトラッドぽくないというか、親しみやすく、ポップでさえあるメロディ・曲ですが、全体を通しては格調高く、かつ洗練されたそしてときには荘厳なアレンジで、たいへん好感をもてるアルバムです。プログレファンや女性ボーカルファンのみならず幅広く支持されるのではないでしょうか。せっかく復活したのですから、コンスタントに活動を続けて欲しいものです。
なお、激レアの1stはめでたく今月末にリマスターにて初CD化のもよう。2nd&3rdがカップリングでCD化されてますのであとCD化されていないのは4thだけかな?
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(amazon.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(hmv.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(towerrecords.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(DISKUNION)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(amazon.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(hmv.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(towerrecords.co.jp)
Catherine Howe / WHAT A BEAUTIFUL PLACE(DISKUNION)