昨年、日本のプログレ作品の再発レーベルとしてスタートしたaltavozですが、真正プログレだけでなく周辺分野の再発にも力が入っています。物議をかもしながらも圧倒的評価をもって受け入れられたスペースサーカスの1st、2ndの再発、そしてクロスウィンド1st、2nd再発が昨年成し遂げた偉業。今年に入ってからもその勢いで、クロスウィンドの最高傑作としてCD化が待たれていた3rd「そして夢の国へ」、さらになんとクロスウィンドの未発表ライヴアルバム「LIVE～Unknown Days ライブ～アンノウンデイズ」の発売と、年初からぶっちぎりです（その後のリリース予定は不明ですが）。スタジオ作自体が幻だったのに、ライヴアルバムまで!!
そのクロスウィンドのライヴですがすごい。スリリングかつハイテンションで小川銀次がギターを弾きまくりです。スタジオアルバムのダイナミズムもすごいですが、さすがにライヴともなるとさらにそれを上回っており感動すら覚えます。最近の小川銀次のパフォーマンスは見ているのですが、やはり当時生で見たかったです。とはいえこのCDでも十二分に堪能できます。
なお、ディスクユニオンで2枚セットの購入で、特典CD付き（未発表曲の「WILDLAND」「Milla」収録）ですが、ディスクユニオンのページでは売り切れになってますね。初回版限定となってましたので、スペースサーカスと同じくもはや希少盤になてしまったか？
