PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

カーヴド・エア初来日公演@CITTA

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カーヴド・エア(Curved Air)の初来日公演に行ってきました。私は「Phantasmagoria」で一生懸命予習していたんですが、良くも悪くも、ぜんぜん印象が違ってしまいましたよ。今更ながら、アルバムのレビューを参照してみると、1975年のライブアルバム「LIVE」は、スタジオ作の比較的おとなしいつくりからは想像できない異質な作品としてとらえられていて、ライブバンドとしてのカーヴド・エアのはじけっぷりは、常識だったようです。私は「LIVE」を聴かぬままライブに臨んでしまったわけですが、そのつもりで来た人は期待通りだったんでしょうか? 

 

今回の公演は、キーボードのフランシス・モンクマン(Francis Monkman)こそいないものの、ソーニャ・クリスティーナ(Sonja Kristina)、ダリル・ウェイ(Darryl Way)、フローリアン・ピルキントン-ミクサ(Florian Pilkington-Miksa)のオリジナルメンバーによる再結成、しかも新作(新曲+新録)までリリースしての初来日です。1月16日の川崎クラブチッタは、平日とはいえ開演時にはほぼ満席。15分遅れくらいで始まった公演は、アンコール2曲も含めて13曲、約1時間半ほどのステージでしたが、バンドとしての安定感を感じさせる貫禄のライブでした。これまでカーヴド・エアってバンドを一面でしか見てなかったですが、もっと骨太なロックバンドなんですね。時にシャウトさえするソーニャ・クリスティーナの声はか細いどころかかつてのアルバムよりしっかりしているし、全体の演奏もプログレというよりむしろハードロックという感じ。カーヴド・エアってこういうバンドだったんだ、と改めて気付かされたライブでした・・・。

 

そもそもアルバム全部は聴いてないっていうダメなリスナーですが、このバンドは時期によってもいろんな面があるみたいですね。私にとってのカーヴド・エアは、アルバム「Phantasmagoria」で聴けるソーニャ・クリスティーナの、声質も声量も今一歩ながら陰りや儚さ、憂いを感じさせる線の細いボーカルと、ダリル・ウェイのクラシカルなヴァイオリンなんかが魅力的なバンドという印象。決して洗練されてるとは言えず一流になりきれてもいないですが、逆にそこも魅力だと思っています。しかし今回のライブはそんなイメージが吹き飛ぶ強烈な内容でした。一面だけ見て判断してはいけないですね。

 

 

 

◇かつてのカーヴド・エアのライブ映像(YOUTUBE)

Curved Air - Melinda (More or Less) Live '72

 

◇いまどきのカーヴド・エアのライブ映像(YOUTUBE)

Curved Air Melinda ( more or less) Picturedrome 30/10/08