我らが弦楽四重奏プログレバンド、モルゴーア・クァルテットの新作リリースが発表されました!
2014年5月21日に、いま何かと話題(笑)の日本コロムビアより何の問題もなく(笑)発売予定という新作(タイトル未定)は、「ディストラクション」「21世紀の精神正常者たち」に続く弦楽四重奏だけによる斬新な解釈のプログレカバーアルバム第3弾(*)。
収録予定曲は、イエス「危機」、ピンクフロイド「原子心母」、キングクリムゾン「レッド」「フォーリンエンジェル」、ELP「トリロジー」、ジェネシス「シネマショウ」とのこと。
知ってる人は知ってると思いますが、プログレの名作を単にクラシック風になぞるようなカバーではなく、ドラムもベースもエレキギターもないのにど迫力のロックになっているという驚異の演奏ですから、今から期待が高まります!
今日2月10日に池袋・東京芸術劇場にて、バンド史上初めてという"プログレのみ"ライブを敢行したモルゴーア・クァルテット。この日世界初披露となる「危機」全曲(AB面とも)を含むプログレばかり8曲を演奏した中での、サプライズの新作発表でした。
アルバムリリース後の6月26日には浜離宮朝日ホールにて記念すべき第40回定期演奏会(1日2回公演)も予定されており、「原子心母」「危機」「レッド」も演るそうなので、こちらも楽しみです。
(*)2月10日のライブ告知によると新作は「プログレ第2弾」という位置づけのようです。2012年の「21世紀の精神正常者」を第1弾としているのだと思います。本稿では、ピンクフロイド、イエス、キングクリムゾンなどのカバーを含む1998年にリリースの「ディストラクション」をプログレ第1弾として扱い、新作を「第3弾」と表記しました。