ステーヴ・ハケット(Steve Hackett)の新作スタジオアルバム「Wild Orchids」が発売になっておりますが、17曲入りの限定盤と13曲入りの通常盤があるというのはいいのですが、日本盤は17曲入りでありながらどうやら収録曲が違うっぽいです。国内盤には「Blue Child」「Until The Last Butterfly」が収録されておらず、その代わり「エラプション」「リコンディションド・ナイトメア」が入ってて計17曲となっています。ややこしいことをしてくれる・・・。私は値段の安かった米国盤の限定盤を購入しましたが。
で、内容の方ですが、気負いのない自由な作風で、あまり強いコンセプトは感じませんが、こっちも真剣に聴いてないせいかスーッと聴けてしまうある意味気持ちのいい内容ではあります。悪く言うとますますBGM的というか。いまだに私にとってハケットのベストは1st(「Voyage Of Acolyte」)だったりするので、それと比べるのが酷かもしれませんが、心を掴んで離さない、というほどの作品には程遠い感じもします。個人的には、国内盤には収録されていない「Blue Child」という曲が一番好きですね。
さて、ハケットは11月にアコースティックトリオで来日とのこと。Wild Orchidsのツアーとは違うってことかな?
■The Steve Hackett Acoustic Trio
11/25(土)、26(日) @STB139 スイートベイジル(六本木)
■The Steve Hackett Acoustic Trio
11/25(土)、26(日) @STB139 スイートベイジル(六本木)
また、ハケット関係では、「GENES FILE」やGTRのリマスター紙ジャケが国内盤で出ましたね。