スターレス約15年ぶりの新作「STORY NEVER ENDS」。タイトルがⅣとなっているので「銀の翼(1985)」「UNPUBLISHED LIVE SELECTION(1991)」「SONG OF SILENCE(1992)」に続く4作目ということになるのでしょう。今回、ジャケットイラストに「銀の翼」同様天野喜孝の作品を使用しており、まさに原点回帰の一作として意気込みを強く印象付けています。
サウンド面も、あえてというかこれしかできないからか、、歌謡系様式美プログレの真骨頂とも言うべき、親しみ易いキャッチーなメロディ+ハードなギター+ブ厚いシンセという、ファンの期待を裏切らない内容になっています。新ボーカル、ジークフリード(SIEGFRIED)の荒木真為のボーカルもなかなかスターレスのサウンドに合っていていい。
海外ではあまり女性ボーカルのハードロックバンドっていないと思うんですが、荒木真為もそうですが、古くはテラローザの赤尾和重とか、サーベルタイガー-プロビデンスの久保田陽子とか、日本にはいい女性ハードロックボーカリストがいますね。