早いもので2011年も間もなく折り返し。備忘録も兼ねて上期にリリースされた作品(再発売も含む)の中でお気に入りを整理してみました。
2.是巨人 / TUNDRA
4.EP-4 / LINGUA FRANCA deluxe
1,2,3は新作、4,5は再発。1.はMOON RIDERSの白井良明のプロジェクトでプログレにも通じるインスト中心のポストロックバンドの初アルバム。2.は吉田達也・鬼怒無月・ナスノミツルによるこれまたポストロックバンド是巨人の変態4作目。3.は元GENESISのギタリストS.HACKETTのソロ活動を支えてきたフルートとキーボードの2人がスティーヴ抜きでやってみたらこれまた素晴らしい作品が生まれましたという話。4.は1983年リリースの名作「LINGUA FRANCA 1」とそれと対をなす裏作品「LINGUA FRANCA X」をセットでCD化した歴史的再発売。エレクトリックファンクの超名盤。5.はイタリアンロックの隠れた名盤。イタリアはシングルを含めると膨大な未CD化作品が眠っていて、時折こういうすごいのが知らぬ間に出てくるので要注意です。
このほか新作では、日本の最強現役プログレバンドASTURIASの新作「LEGEND OF GOLD WIND」、米ブルーグラスのALISON KRAUSS AND UNION STATIONの7年ぶり新作「PAPER AIR PLANE」、伊ポップス界大物MATIA BAZARの新ボーカル加入後の初作品「COSEGUENZA LOGICA」、KATE BUSHの旧作リレコーディング作品「DIRECTOR'S CUT」、英プログレバンドIONAやPENDRAGONの新作などもなかなかよかった。難波弘之 SENSE OF WONDERの2010年末のライブDVD&CDも素晴らしい。再発はユニバーサルに権利が移ってリマスターされたQUEENの初期作品、MOON RIDERSのクラウン時代の名作「CAMERA EGAL STYLO(カメラ=万年筆)」のスペシャル盤、山崎春美のTAKO正規再発等々もありました。
イエスやクリムゾンの新作もありますが、聴いていないので。。。