PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

岩本晃市郎監修のディスクガイド「イタリアン・プログレッシヴ・ロック」

イメージ 111月4日~7日に開催されたイタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティバルの開催記念出版で会場で先行発売されていた岩本晃市郎監修のディスクガイド「イタリアン・プログレッシヴ・ロック」。

監修の岩本晃市郎のほか、鬼形智、祖父尼淳、松井巧、山岸伸一の4名がイタリアのプログレから「ヴェテランも初心者も納得できる100枚」を選んで解説し、各アルバムことに周辺作も含めて紹介するという体裁。PFMやバンコなどの超メジャーバンドは1バンドにつき5枚とかになってるので、登場するバンド数は70あまり。補遺「掲載できなかった作品について」にもあるとおり、ラブ・ロックの扱いは限定的で、アルバム紹介なので当たり前ですがシングルのみグループの紹介は皆無です。歌物やラブロックはそれだけで一冊出してほしいし、シングルに関しては「再発される機会もほぼない」としていますが、どうにかして聴く機会を作ってもらいたいですね。

私が聴いたイタリアのポピュラーミュージックはアルバムにして300点位しかなくて、マティアバ・ザール全作とかラウラ・パウジーニ全作とかも含むのでプログレのみだと200枚くらいかなあ、この本で紹介されている100枚のうち数えてみたら半分も聴いてませんでした。逆に言えば何千、何万あるかわからないイタリアのプログレの頂点に立つ超名盤100枚のうち、まだ数十枚は聴いたことないのがあるということで、帯に植松伸夫が寄せているコメントにある「(聴いたことない人は)宝の山を目前にしているのだ」という訳ですね。楽しみだ!

この本は単発ではなく、様々なジャンルのアルバム100枚を中心にその周辺作も紹介するというストレンジ・デイズ・マスターピース100シリーズの第一弾になるということで、続刊にも期待しましょう!

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100 MASTERPIECE ALBUMS
イタリアン・プログレッシヴ・ロック 
2011年11月5日初版発行
監修 岩本晃市郎
執筆者 岩本晃市郎、鬼形智、祖父尼淳、松井巧、山岸伸一
定価 本体2,200円+税
ISBN978-4-88877-659-2

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