スペインのイマン(Iman)の2ndアルバム「Camino Del Aguila」。親しみやすいメロディのインスト中心のアルバムで、ひたすら甘いメロディを甘いトーンのギターで聴かせるという感じですが、エレピも、暖かみの感じさせるシンセの音色もいいです。緊張感はないのですが、リラックスして聴くととても心地よいサウンドであります。ラストのボーカル曲はちょっと趣を異にする哀愁感のある佳曲ですが、アルゼンチンのプログレを思わせるのは単にスペイン語の語感というだけではないと思います。
たしかこのアルバムがMUSEAからCDで出たのが1994年頃だったと思いますが、しばらく通勤時に毎日繰り返し聴いてたのを覚えています。今聴き返してみると、日本のスペースサーカスに近い感じもしますね。緊張感のないスペースサーカス。