PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

ピンクフロイド「驚異」

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輸入盤(「PULSE」)はすでに7月に出ていたもので、国内盤として9月27日に発売になったものです。「驚異」とはまたご立派なタイトルで・・・。これたしかCDの方では聴いてた覚えがあります。ダイオード付きのピカピカ光るケースに入ってた奴じゃないかしら?ま、そのとき聴いた印象は覚えてません。ピンクフロイドなんて・・・。しかも80年代の再結成の方なんて・・・。

私にとってはピンクフロイドは、「ウマグマ」と「原子心母」でして、それ以降の、たとえば名作とされる「狂気」「あなたにここにいて欲しい」でさえ、あまり響かないんです。まして再結成意以降のものはぜんぜんもう・・・。プログレファンとして失格なんでしょうか? ジェネシス抜きの四天王、あるいはジェネシス入れて五大バンドなんて呼ばれたりすることもあるようですが、なんでピンクフロイドが入るのか、不思議。セールス的には、そういうことなんでしょうか。と、まあ文句はほどほどに。

このライヴ DVD「驚異」ですが、ストレンジデイズで特集が組まれるほどでしたので見てみる気になりました。まあ、ストレンジデイズも所詮商業誌ですから、読者に受けするもの、広告主受けするものを取り上げるのはもっともで、ピンクフロイド取り上げて文句を言われる筋合いはないので、ここでの高評価は多少割り引いて考えなければ、などと相変わらずピンクフロイドを受け入れまいとする自分がいるのですが、映像で見るとさすがにこんなライヴを体験したいなと思わせるような内容で、演奏はともかく、バリライトやストーム・ソーガーソンによるヴィジュアルの演出など、なかなか素晴らしいですね。もっともこんなライヴはやればやるほど赤字とのことで、ピンクフロイド自体も活動休止中であることを考えると、2度と見られないものなのかもしれませんが。面倒くさいので見てませんが、このDVDにはさまざまな特典映像が収録されており、トータル4時間もの収録時間のようです。音声も448kbpsだけでなく、640kbpsバージョンも収録されており、「AV機器の未来対応仕様」(ストレンジデイズ)。