PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

アトゥ・タカロ2005年のシンフォニックなソロ

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2006年の「Dark, Dark, Dark」、2008年の「Protocols Of Dancing」と優れた作品を立て続けにリリースしたアトゥ・タカロ(Arttu Takalo)の2005発表のソロ「neverstopdreaming」。最近の2作品が自身のエレクトリックヴァイブをフィーチャーし、時にスリリングでさえある洗練されたジャズロックアルバムなのに対し、本作品はよりファンタスティックなシンフォニックロックアルバムとなっています。同じくフィンランドのアーティスト、ペッカ・ポホヨラ(Pekka Pohjola)に近いサウンドで、ある意味劇伴風(=映画のサントラ風)でもあるのですが、身を任せたときの心地よさはこの上ありません。十把一からげにするわけではありませんが、この静かで透き通るような心地よさは、初期カイパ(KAIPA)や初期イシルドゥルス・バーネ(ISILDURS BANE)など北欧のプログレに共通していると思います。

ところでアトゥ・タカロですが、最新作が3rdとして紹介されているようなのですが、2001年にも「When I Fall」というアルバムがあるみたいなのでソロは4枚なのでしょうか?