PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

アルゼンチン女性ボーカルSilvina Garre2012年新作「Trovas Rosarinas」

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私の好きなアルゼンチンの女性歌手シルヴィーナ・ガレー(Silvina Garre)の新作「Trovas Rosarinas」がリリースされました。

私が最初に出会った作品、1995年の8th「Nuestro lenguaje sagrado」が感動的な名作だったので、新作を心待ちにしていたのですが、その後は長い沈黙期間に入ってしまいました。気になっていたものの、日本で得られるアルゼンチンの音楽情報て限られ、スペイン語が分からないとネットでの情報収集も限界があるので、いつしか忘れてそのままになっておりました。

しかし12年ぶりとなる9thアルバム「El Deseo」で2007年に復活。その後も08年に「Canciones sin Tiempo」、10年に「Mas que Loca」、12年に「Trovas Rosarinas」とコンスタントに新作をリリースしてくれるのはファンとしては嬉しい限りです。「Mas que Loca」(2010年)は、エレピや錆びた感じの音色のギターを多用したひところのギターポップ風(?)で新境地という感じもしますが、今年届けられた新作「Trovas Rosarinas」では、ピアノを中心に据えたアコースティックなアレンジで、シルヴィーナ・ガレーの憂いのある声でしっとりと歌い上げる感じの曲が多いです。「Mas que Loca」も悪くないですが、個人的にはシルヴィーナ・ガレーらしさが出ていて「Trovas Rosarinas」の方が好きですね。

地元ではライブもやっているようでYOUTUBEから最近のライブ映像を貼り付けておきます。ライブ見たいと思うんですが、来日することはないでしょうし、アルゼンチンに観に行くってこともないだろうから、一生見られないんだろうなあ。

silvinagarre.com.ar|公式サイト