プログレ界のみならずロック界に大きな痕跡を残したイギリスのプログレバンド、イットバイツの4枚のアルバムが紙ジャケリマスターで再発されました。発売予告が出たあといったん延期の情報もありましたが、めでたくリリースされました。さらにファンクラブ限定でリリースされていたライブDVDが3月にリリースされることも決まったようで、こちらもうれしい限りですね。
フランシス・ダナリーの鋭いギターを中心に、キャッチーながらハードな曲調は、プログレファンやハードロックファンだけでなくすべての音楽ファンが楽しめる音楽といえるでしょう。プログレの枠には収まりきれないにせよ80年代後半以降セールス面でも成功した最後のプログレバンドなのではないでしょうか。
さて、イットバイツはたぶん3rdの「Eat Me in St.Louise」が最高傑作だと思いますが、2nd「Once Around The World」もそれに負けず劣らずの名作です。再発売を機に聴きなおしていますが、ハマっていた当時の興奮がまたよみがえってきました。