ティンガーラ(Tingara)が自らのレーベル「天河銀河レーベル」から2008年8月にリリースした第一弾が「組曲~命の森~」。サウンドは現代的でありながら、なぜかノスタルジアを感じさせる作風は前作からの延長上とはいえ、何度聴いても聴きあきない魔的な魅力も相変わらず。本作とは直接関係ありませんが、山崎豊子の新作「運命の人」を読んでいて、1~3巻までは実際にあった西山事件をかなり忠実になぞった史実に基づくフィクションという山崎豊子がよくとる手法なのですが、4巻からは純然たるフィクションとなっており、その主たる舞台が沖縄なのですね。偶然ですがそのときずっと聴いていたのがティンガーラで、BGMとしてばっちりな感じでした。
単なる癒し系と片づけられない音楽性という意味では、沖縄とは遠く離れた北海道をモチーフにして永く活動を続ける遠音となぜか私の中ではつながっていて、不定期ながらも聴き返したくなる作品であります。
「組曲~命の森~」試聴
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hideo-channel.blogspot.com|ひでおちゃんねる
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