PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

1973年米フォーク名盤HEAVEN & EARTHの唯一作「REFUGE」

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セレンディピティとは「ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のこと(wikipedia)」だそうですが、自分にもそんな能力があったのかと思わせてくれる時が、年に何度かあります。今回のHEAVEN & EARTH「REFUGE」がまさにそうで、過去にも紙ジャケCDで再発されたりしている一部では有名な作品ですが、私は予備知識はゼロで、ワールドディスクの店頭でたまたま見かけて他のプログレ作品と一緒に、それほど期待もせずに買ったのですが、これが大当たり。

HEAVEN & EARTHは、ジョー・D・アンドリュース(Jo D. Andrews)とパット・ゲッフェル(Pat Gefell)の2人の女性ボーカルのデュオ。カバー曲を除き2人による自作曲で曲の完成度も高いし、アコギとフルート、豪華なストリングスアレンジもいいし、2人の声も歌も素晴らしい! 作品の完成度ではプログレ界で言えばメロウキャンドルやチューダーロッジにも劣らないとも思える女性ボーカル物の名盤です。昨年11月にLion Productionsから出た再発盤は、紙ジャケ、リマスター、シングルや未発表曲、未発表テイクなど15曲のボーナストラック入り、2人それぞれが結成時の想い出などを書いたライナーや豊富な写真が見られるブックレットもついた決定盤。

この作品、ざっと見たところプログレ系のガイドブックには登場していないし、ネットでもプログレ文脈での評価は見当たらないのが個人的には意外な気もしますが、プログレ度がちょっと足りないのと、キャッチーすぎるところはプログレじゃないかもしれません(どっちでもいいですが)。アシッドフォークという評価もあって、確かにオリジナル盤ラスト「Feel the Spirit」なんかは展開がアシッドな感じもするものの、超一流ポップの何曲(個人的には「Song for Craig」やボーナストラックの「Home For Christmas 」とか大好き)かもあってソフトロックという評の方がよりしっくりくる気もします(これもどうでもいいですが)。

何の気なしに買ったCDが大当たりで、かなり嬉しいです。


HEAVEN & EARTH "Refuge"|lionproductions.org
HEAVEN & EARTH/REFUGE(LION PRODUCTIONS/LION652/CD)|素晴らしき音楽との出会い(2011/11/25)


HEAVEN & EARTH - Feel the spirit.mp4