PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

キャメル「スノウグース2013年版」Camel / The Snow Goose: Re-Recorded Edition

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長く病気療養中だったアンディ・ラティマーが復帰してキャメルが再始動しています。10月19日からのイギリス、ベルギー、オランダ、ドイツを回る欧州ツアーは軒並みソールドアウトで好評のもとに終了したもようです。ユーチューブにはライブ映像がアップされてます。

さて、このツアーでもライブ演奏は1975年以来という「The Snow Goose」が全曲演奏されたようですが、同時にスタジオ版としても再録音盤が登場しています! 「The Snow Goose」といえば1975年リリースのキャメルの3rdアルバムで彼らの代表作の一つ。私も大好きな作品です。アルバムリリース直後にはロンドン交響楽団との共演でライブ演奏もされたらしいですね。ポール・ギャリコの小説を音楽で表現したコンセプトアルバムであることもそうですが、甘く艶やかなギター、暖かな音色のキーボード、美しいフルートのアレンジなど、キャメルの魅力がギュッと詰まった本当に素晴らしい作品です。

今回の2013年バージョンは、ステージでの再現を意識したものか、アンディ・ラティマー、コリン・バース、ギー・ルブラン、デニス・クレメントの4人だけでのバンド演奏。ラティマーのギターは時に甘く、時にメタリックにと表情も感情も豊かで、オリジナルよりもより存在感が大きくなっています。オーケストラがない代わりにシンフォニックな演出をするのがキーボードですが、わざわざ70年代風な音色に似せて音を作るようなこともなく、最新の楽器で、もともと曲が持っていた温もりをうまく表現していると思います。総じて、斬新な新解釈というほどでもないですが、単なる懐古趣味的なものでもなく、オリジナルの価値を全く毀損することなく、21世紀の作品として名曲が忠実に再現されていると言えるでしょう。

3月には再び欧州でのツアーが予定されておりオランダ、ベルギー、ドイツ、イギリスでの再演に加え、ポルトガル、スペイン、イタリアと全欧各地を飛び回る予定になっています。こうなると、日本公演にも期待が高まってきますね(きっと来てくれる!)。

<メンバー>
ANDREW LATIMER(G、Kb、Fl)
COLIN BASS(B)
DENIS CLEMENT(D)
GUY LEBLANC(Kb)

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◇関連情報


Camel LIVE 2013 -The Snowgoose-part1-Groningen-NL


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