PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好きです。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌を集めてたり。最近は和モノAORやアイドルもよく聴いてます。twitter: @ProgRockAddict

ツインテルミンプログレ傑作 アンドモ andmo´ 2013作「Unidentified Mystic Aether」

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児嶋佐織と菊池誠の2人のテルミン奏者からなるバンド、アンドモ(andmo')が2013年にリリースした1stアルバムにして2014年9月時点で唯一の作品である「Unidentified Mystic Aether」が、なかなかのプログレ名作です。2005年の結成以来初のアルバムらしく、リリースに合わせて各地でライブも行ったらしいですが、ぜんぜん気づきませんでした。
 
テルミンというと、楽器そのもののユニークさ、珍しさや、演奏時のビジュアル的な存在感は十二分にあり、また、今となっては素朴とさえ言える音階のない電子音の音色にもそれなりに魅力はあるものの、この楽器の個性を活かしつつも全体に馴染んだ曲、音楽は少ない気がします。
 
本作はそんな常識を覆す、2人のテルミン奏者(=ツインテルミン!)による、アヴァンギャルドかつサイケデリックなプログレ作品。テルミン特有の浮遊感漂うスペーシーな電子音が全編に散りばめられていますが、時にテルミン自体が旋律を奏でたり、メタリックなギターリフとテルミンの掛け合いがあったり、コーラスが入ったりと、曲ごとに様々なアイデアが盛り込まれていて電子音楽にありがちな単調さはまったくありません。
 
変拍子入りの難曲揃いのようですが、メロディはむしろ親しみやすいとさえ言え、プログレとしての全体的な完成度もかなり高いと思います。YOUTUBEのライブ映像を見ても、ツインテルミンのビジュアルインパクトは強烈で、テルミン抜きでは当然語れないものの、キワモノ扱いの必要はないし、珍しいテルミン入りであるがゆえに評価を嵩上げする必要もまったくなく、たまたまテルミンが主役のプログレ名盤として語り継がれる作品だと思います。
 
ザバダックの吉良知彦がベースで、小峰公子がコーラスでゲスト参加しています。
 
andmo' / Unidentified Mystic Aether
2013/10/9発売 TalkingInko 001 定価1,500円
<収録曲>
1.tsubutsubu
2.UMA2
3.B.Rex
4.tsubutsubu (reprise)
5.Relenza in the Night
<andmo'>
児嶋佐織 theremin,kalimba,monotron
菊池誠 guitar,there
<ゲスト>
吉良知彦 (Zabadak, bass in M2)
小峰公子 (Zabadak, voice in M2,5)
<CD購入方法>
 
andmo’「Unidentified Mystic Aether」|小峰公子の脳内外旅行記ーkoko's blog(2013/11/6)
 
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PV "Unidentified Mystic Aether" by andmo'