PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2009-01-01から1年間の記事一覧

米プログレハードポップ、ニュー・イングランド

アルバムデビューが1979年で1983年解散と活動期間も短く残した作品も3作と少ないながら忘れられないアメリカのプログレハードポップバンドがニュー・イングランド(NEW ENGLAND)です。 代表作は1980年リリースの2nd「Exploer Suite(邦題:果てしなき冒険)…

PFM「幻の映像」

泣く子も黙るPFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ Premiata Forneria Marconi)の名作「PHOTOS OF GOHSTS(邦題:幻の映像)」です。ピート・シンフィールドのプロデュースにより1973年にELPのレーベル、マンティコアからリリースしたPFMの世界デビ…

ザビエルレコードがポッドキャスト開始

プログレも含むヨーロッパのアンビエント、ネオ・クラシカル、ゴシック、ドリーム・ポップ等プログレファンにも響く音楽を日本に紹介し続けているオンラインCDショップのザビエル・レコード(Xavier Records)が、ポッドキャスト「Fairy Music Channel」を開…

フォーカス1971年2nd「Moving Waves」

世界的にも有名なオランダを代表するプログレバンド、フォーカス(FOCUS)の1971年リリースの2ndアルバムが「Moving Waves」です。 私が最初に聴いたフォーカスのアルバムは有名なライブアルバム「Focus At The Rainbow」。80年代半ばごろ高校生だった私には…

アイメア・クインがヤバい

タワーレコードというと昔は米盤しか置いてなくて、私らのようなヨーロピアン志向なヘンタイよい子は古くは六本木WAVE、やがては新宿に上陸したVIRGIN MEGASTOREなんかを支持しててタワーはバカにしてたもんですが、いまやWAVEは新星堂とかと変わらんような…

ケリー・アリがヤバい

イギリスの女性シンガー、ケリー・アリ(Kelli Ali)が2008年にリリースした3rdソロ「Rocking Horse」がかなりヤバいです。エスパーズ(ESPERS)級の現代フォークロックの至宝ともいえる名作アルバムに仕上がっており、ここんところこればかり聴いています。…

フェイレイ@渋谷DUO MUSIC EXCHANGE

前回の「光と影」ツアーに行かなかったので、3年半ぶり5回目のフェイレイ(FAYRAY)のライブ。前回のライブがかなり良かったようで行かなかったのを後悔したので、無理してでも行こうと。平日19時スタートというところ、結局19時45分くらいにしか間に合わず…

プログレ大作、ザバダック「平行世界」

ザバダック(ZABADAK)の通産22枚目(*)のアルバム「平行世界」が2月15日にリリースされました。六本木ミッドタウンのTSUTAYAにないのは想定内としても、HMV渋谷にも入荷なしとは。HMVにはポリスターからの再発しかなく近作の在庫もありませんでした。スタ…

フェイレイ「寝ても醒めても」

フェイレイ(FAYRAY)の3年ぶり8枚目のアルバム「寝ても醒めても」が1月にリリースされています。2006年からニューヨークを拠点とし(当初は放浪のようなことをしていたようですが)、この3年の間に贅肉をすっかりそぎ落として、白紙の状態で一から紡ぎ出し…

1990年ザバダックライブ@札幌

ザバダック(ZABADAK)には彼らが1986年にミニアルバムでデビューした当時から注目していました。多く手がけていたCM音楽でも、それまでのCM音楽の枠を超える魅力的な曲を多数手がけ、それらをまとめた初のフルアルバム「WELCOME TO ZABADAK」はずいぶん聴き…

ジョン・ウェットンのプログレ懐メロ大会@ビルボード東京

ウェットン&ダウンズ(John Wetton & Geoffrey Downes)の東京公演を六本木のビルボード東京で楽しんできました。当日電話一本で予約できるのも気楽でいいし、どの席からも落ち着いて座ったままステージがよく見える会場も、アンコール入れて1時間強という…

1989年7月28日アトール来日公演@札幌メッセ

私が初めて行った外タレ(?)ライブは、1989年7月28日(金)、フランスのプログレバンド、アトール(ATOLL)の札幌公演でした。会場は札幌のメッセ(MESSE)で、キャパは150人くらいでしょうか。当時は東京でも海外(とくに英国以外)のプログレバンドの来…

ジョン・ウェットン&ジェフ・ダウンズ「ICON」

2005年リリースのジョン・ウェットン&ジェフ・ダウンズ(John Wetton & Geoffrey Downs)のデュオによる作品「ICON」。2006年には2nd「ICON II RUBICON」が、そしてなんと驚くことに2009年3月に3rd「ICON 3」が出るとか!「ICON II」も既に聴いてないダメな…

スピリチュアル・ジャズの名盤ジ・アンサンブル・アルサラーム再発

スピリチュアル・ジャズの名門レーベル「ストラタ・イースト(STRATA EAST)」のラインナップの中でも名盤とされるジ・アンサンブル・アルサラーム(THE ENSEMBLE AL-SALAAM)の「The Sojourner」がCD化されました。 ピアノやフルートと全面的にフィーチャー…

東京ロッカーズの記録「STREET KINGDOM」再刊

1980年前後の数年間の日本のインディーズ黎明期において、数々のバンドのマネジメントやイベントプロデュースに関わり、またテレグラフ・レコードというインディーズレーベルも主宰していた、地引雄一氏の1986年の著作「STREET KINBGDOM ~東京ロッカーズと8…

ペッカ・ポホヨラ「ライヴ・イン・ジャパン」

フィンランドのプログレバンド、ウィグワム(Wigwam)の元ベーシストであり、その後は、マイク・オールドフィールドにも通じる洗練されたジャズロック/シンフォニックロックのコンポーザー、プレーヤーとして数々の優れたソロアルバムをリリースしていた、ペ…

カーヴド・エア初来日公演@CITTA

カーヴド・エア(Curved Air)の初来日公演に行ってきました。私は「Phantasmagoria」で一生懸命予習していたんですが、良くも悪くも、ぜんぜん印象が違ってしまいましたよ。今更ながら、アルバムのレビューを参照してみると、1975年のライブアルバム「LIVE…

アルベルト・ラディウス2nd「Che Cosa Sei」

フォルムラ・トレ(Formula 3)、イル・ヴォーロ(Il Volo)のギタリスト、ボーカリスト、アルベルト・ラディウス(Alberto Radius)が、イル・ヴォーロ解散後の1976年にリリースした2ndアルバムが「Che Cosa Sei」(1stはフォルムラ・トレ在籍中の1972年に…

エジソン・ヨーロピアン・ロック・カタログ(1987年)

むか~し昔の話です。プログレ冬の時代だったいまから20年以上前、インターネットも何もなかったころ、情報はどこから得ていたかというと、不定期刊の「MARQUEE」とかミニコミなどの雑誌のほかは、レコード会社やレコード店の販促物ってのが意外と多かったで…

ヴィエナ、平山照継が狙い目か~レコードファン感謝祭廃盤CDディスカウントセール

恒例のレコードファン感謝祭廃盤CDディスカウントセールが1月23日から始まります。今年は3000タイトル10万枚だそうですが、昨年末からリストが公開されてますので、ざっと見てみました。かつては、キングのヨーロピアンロックコレクションの希少盤などが出て…