PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ページェントライヴDVD「Chronicle 1986」「Chronicle 1988」

ページェント(Pageant)の大ファンでありながら、ライヴを一度も見たことがなく、映像でもいいからぜひ見たいと願い続けて早十数年。ライヴ映像は、MADE IN JAPANからオムニバスのVHSが出ていて、これを長い間探し続けていたのですが、拝んだことさえもなく…

アルゼンチンプログレ:セル・ヒラン(チャーリー・ガルシアもの)

チャーリー・ガルシア(Charly Garcia)関連としては、スィ・ヘネリス以外にも、Porsuigieco、ラ・マキナ(LA MAQUINA)、ラ・ビブリア(LA BIBLIA)、アウカン(AUCAN)などありますが、個人的にはセル・ヒラン(SERU GIRAN)がいちばん好きかも。 とくに1s…

アルゼンチンのプログレ:スィ・ヘネリス(チャーリー・ガルシアもの)

チャーリー・ガルシア(Charly Garcia)は、リト・ヴイターレと並んでアルゼンチンを代表するプログレ系アーティスト。70年代からスィ・ヘネリス(Sui Generis)、ラ・マキナ(La Maquina)、Porsuigieco(読めない)、セル・ヒラン(Seru Giran)などの重要…

石井聰亙「鏡心」

石井聰亙の最新作(といっても2005年発表)が、監督のみならず自ら脚本、編集を手がけた「鏡心」。 生き方に思い悩む女優が臨死体験によって新たな自分に気づくというストーリーそのものはなんということはないですが、心の中にするりと入り込むような、「感…

KBBライヴ@アサヒ・アートスクエア

5/20に浅草のアサヒ・アートスクエアで行われたKBBのライヴに行ってまいりました。 開場前は大雨が降って大変なことになっていたのですが、整理券を配布してくれたので、雨の中を並ばずに済みました。少し時間ができたので、会場前のパブでビールを呑んだく…

石井聰亙「高校大パニック」の音楽はスペースサーカス

「爆裂都市」「逆噴射家族」などの名作がある石井聰亙のデビュー作は「高校大パニック」(1976年)という8mm映画なのですが、これを1978年に35mmでリメイクした「高校大パニック」の音楽がなんとスペースサーカスなのでした。 曲はぶんぶんうなるベースとス…

スペースサーカス「ファンキーキャラバン」初CD化!!

スペースサーカス(Space Circus)の1st「ファンキーキャラバン(Funky Caravan」)がついに初CD化!! 1991年にMADE IN JAPANからCDで再発売されたもののそのCDも激レア盤となっている2nd「ファンタスティックアライヴァル(Fantastic Arrival)」も合わせてC…

ジャン・パスカル・ボフォ「Carillons」

ジャン・パスカル・ボフォ(Jean Pascal Boffo)は、2004年に8枚目のアルバムを出して以来ソロでの活動が伝わってきませんが(バンド KIROBO=未聴で2005年にアルバムリリースか)、1980年代から現在までコンスタントに活動を続けるフランスを代表するプログ…

STUDIO VOICEでプログレッシヴ・ディスコ特集

プログレッシヴ・ハウスとか、ユーロ・トランスとか、用語だけ見るとなんか関係ありそうで、でも実際にはなさげなプログレッシヴロックとクラブミュージック(プログレッシヴ・ハウスは言うまでもなくプログレッシヴ・ロックみたいなハウスではないので、メ…

ロマンポルシェ。のニューウェーブオムニバスが渋い

最近一部のテレビ番組で人気(?)急上昇の掟ポルシェの本業の方(??)のロマンポルシェ。がセレクトした80年代ニューウェーブのオムニバス盤が結構渋いです。邦楽編しか聴いていませんが、80年代インディーズ中心に、立花ハジメやサロンミュージックなどの…

トリビュート「Terra Incognita」

北欧にも良いグループが多数いますが、スウェーデンのトリビュート(TRIBUTE)もそんなグループのひとつ。1st~3rdもマイクオールドフィールドにも通じるメロディアスで親しみやすいインスト作品ですが、1990年発表の4th「Terra Incognita」はそれまでの作品…

schemaレーベルコンピがなかなかよいです

ライブハウスにはときどき行きますが、クラブとなると正直あまり縁がありません・・・。が、クラブミュージックはなぜか好きでして、たまたま聴いたS-TONE inc.がなかなか良かったので、リリース元のschemaレーベルのコンピを入手。須永辰緒がリミックスを手…

おっしゃれーなクラブジャズ系ストーンインク

イタリアのクラブジャズ専門レーベル、スケーマ(schema)から昨年リリースされたストーンインク(S-TONE inc.)の作品。エレクトロニカ・ハウスなどのクラブミュージックと、ジャズ・ブラジリアンミュージックが溶け合ったおっしゃれーな曲ばっか入ってます…

バカテクジャズロック、デヴィッド・サンシャス

デヴィッド・サンシャス(David Sancious)のソロアルバム(David Sancious and Tone名義)第2作「Transformation」が、ハイテクニックのスピード感あふれるジャズロックの名盤としてオススメです。リターン・トゥ・フォーエヴァーやマハヴィシュヌ・オーケ…

ヨーロッパ産ブラジリアンサウンドの最高傑作(とされている)ル・マスク

オリジナル盤の市場価格は6桁とも言われ、「ムジカ・ロコムンド」でヨーロッパ産ブラジリアンサウンドの最高傑作とされているル・マスク(LES MASQUES)の「BRASILIAN SOUND」。あまり詳しくないので、この作品の特異性とかがわかりませんが、男女のコーラス…

アンソニー・フィリップスなら「ザ・ギース・アンド・ザ・ゴースト」かな

アンソニー・フィリップス(ANTHONY PHILIPS)というとソロアルバムだけでも30枚近くになるんではないかと思われ、全部を聴いているわけでもないのですが(とくに最近のものはほとんど聴いていない)、まあ代表作をあげろといわれると、1stソロアルバム「ザ…

ヴァーミリオン・サンズが未発表音源を公開

もっとも好きなバンドは?と言われてひとつには絞れないんですが、ヴァーミリオン・サンズ(Vermilion Sands)は候補の一つ。発表したアルバムはわずか1枚で、2004年8月にボーカルの蝋山陽子が亡くなって新作の夢かなわず・・・。 が、なんと新作じゃないで…

「天国への階段」カバー入り、本田美奈子追悼盤

昨年4月に出るはずだった本田美奈子の20周年記念盤としてレコーディングされた何曲かに、最近のアルバムの未発表テイクを加えて、まさしく本田美奈子追悼盤の名にふさわしいアルバム「心をこめて・・・」が発売されました。 基本はここ数年のクラシックテイ…

ついでに紹介、アウターリミッツ「インディーズコレクション」

今回再発売されたわけではないですが、アウターリミッツ「インディーズコレクション」もついでに紹介。 収録曲はすべてこのたび紙ジャケ・リマスターで再発売されたものに含まれていますので、今となっては内容にまったく価値がありません。ただ、これが出た…

アウターリミッツ「ザ・シルバー・アップル・オブ・ザ・ムーン」

全盛期の1987年にはなんとFMでライヴがオンエアされるほどの人気だったのか、とこれも驚きを禁じ得ませんが(もっともいまはプログレのライヴがネットで見られる時代になったからね)、そういえば当事NHK FM浦和はどういうわけかプログレの専門番組を持って…

アウターリミッツ「マリオネッツラメント」

エジソンが演歌に強いクラウンと組んで作ったロック専門レーベル、VICEからのメジャーデビュー作として1987年にリリースされたのが12インチシングル「マリオネッツラメント」。メジャーデビューと言ってもその後メジャーレーベルから作品がリリースされるこ…

アウターリミツ「ペールブルーの情景」

メイド・イン・ジャパンがエジソン傘下で日本のプログレ専門レーベルとして本格的に始動する数年前に、同レーベル1号としてリリースされた観世音とのLP「メイド・イン・ジャパン」のアウターリミッツのパートに収録されたのが「ペールブルーの情景」です。今…

アウターリミッツ「少年の不思議な角笛」

アウターリミッツは曲はどれも高い完成度を誇っていますが、アルバムとしての完成度という意味ではオリジナルアルバム3枚中でもっとも高いのが、1987年発表の2nd「少年の不思議な角笛」でしょう。ドラムの桜井信行が創作したオリジナルストーリーに基づくト…

アウターリミッツ「ミスティムーン」

めでたく紙ジャケ・リマスターで再発されたアウターリミッツ5作をじっくり聴きなおしています。まずはデビュー作となった「ミスティムーン」。 これ今回のライナーノーツにも書かれていますが、1985年に発売された際に、初回プレスの1000枚が即日完売し、当…