2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ポチャカイテ・マルコ(POCHAKAITE MALKO)が昨年12月に発売したミニアルバム「DOPPELGANGER」がなかなかすごいです。暗黒系変拍子バンドとして活発なライヴ活動を行っているほか、これまでに2枚のアルバムを出していますが、今回の作品は過去の活動を包括し…
アイオナ(IONA)が2004年11月14日にロンドン(The Univercity of LONDON)で行った公演を収録したライヴDVD。昨年発表されたアルバムを聴いたときも思ったのですが、2001年の来日公演に行かなかったのは失敗・・・。ちょっといろいろ忙しい時期で、気にはな…
テリー・ボジオ(Terry Bozzio)のアウトトリオ(OUT TRIO)のライヴを六本木スイートベイジルで聴いて来ました。最初にドラムセットを見て思ったのは風神雷神図なんですが、風神雷神図を改めて見るとあんまり太鼓(?)はたくさんはありませんね。風神雷神…
フランスのシンガー、エレーヌ・セガラ(Helene Segara)が昨年リリースした最新アルバム「Quand L'eternite」。2003年に前作をリリースして以来3年ぶりの新作のようで、私が聴くのはこれが初めてですが、メロトロン風のシンセとややハードなギター、ゴシッ…
アメリカのインストバンド、サクソンショア(Saxon Shore)の2005年の3rdアルバム「The Revolution Will Be Streaming」ですが、大音量で聴くと(ヘッドホンですが)その世界にどっぷりと浸れて気持ちいいです。できれば、ヘッドホンではなく、大音量で聴き…
「未来への知覚」という大仰な邦題はネタなのかそれとも発売当時の邦題を踏襲したのか分かりませんが、内容とも良くも悪くも合った良いタイトルだなと思ったりもします。パスポート(PASSPORT)はサックス奏者クラウス・ドルディンガー(Klaus Doldinger)率…
イタリアのChecco LoyとMassimo Altomareのデュオ、ロイ&アルトマーレ(Loy & Altomare)。1973年発表の1st「PORTOBELLO」。2 人のアコースティックギターをベースにした演奏に、フォークっぽい、でもイタリアらしさは感じられる歌が乗ったもので、とても聴…
一度CD化されているものの廃盤となって久しく、中古盤も高値を呼んでいた、ナゴムの至宝ばちかぶりの名曲群が豪華2枚組となってCD発売されます。 一連のベスト盤で採用されてきたジャケットデザインではなく、1stに使われた蛭子能収のイラストによるものとの…
今年2007年は「PRIMAVERA ITALIANA イタリアの春2007」とやらだそうで。で、ストレンジデイズ3月号(No.90)の新・空想音楽博物館で、「イタリアのベテラングループの新作」として、イ・プーとPFMが紹介されているのですが、その中で「ひょっとするとイ・プ…
ヴァシュティ・バニヤン(VASHTI BUNYAN)が来日するそうです。1970年リリースの「Just Another Diamond Day」が超レアアイテムとして知られていましたが、2005年に35年ぶりの2nd「Lookaftering」を発表して、全世界を驚愕に陥れたそのヴァシュティ・バニヤ…
ウクライナのキーボーディスト&コンポーザーAntony Kalugin率いるKARFAGENの2006年デビュー作「Continuum」がシンフォニックロックとしてかなり高い完成度のいアルバムです。 Antony Kaluginは1997年頃からKARFAGENの名前で活動していたようですが、アルバ…
レディオ・デプト(the radio dept)、私にとっては久々にヒットのスウェディッシュポップですね。昨年発売された2ndアルバム「Pet Grief」を聴いての印象です。カーディガンズを筆頭にスウェーデンのギターポップは独特の味があってずっと好きなので、また…
梁静茹(FISH LEONG、フィッシュ・リョン)の新作「Kissing the Future of Love」が昨年末に日本でもリリースされました(オリジナルは「親親」として10月リリース)。台湾の女性シンガー(出身はマレーシアですが)としては、ルックス、実力ともトップクラ…
リト・ネビア(LITTO NEBBIA)は、LOS GATOSやHUNICAといったバンドで70年代からアルゼンチンのロックシーンで活躍してきたキーボードプレイヤー&ボーカリスト。「EL VENDEDOR DE PROMESAS」は1978年に発表したソロで、ところによりちょっとジャズっぽい雰…
アメリカで活躍するシンガポール出身のシンガーソングライター、コリン・メイ(Corrinne May)の2nd「SAFE IN A CRAZY WORLD」。アップテンポな曲も含まれていますが、ピアノをバックに、伸びやかに、時にささやくように、あるいは祈るようにと緩急バランス…
昨年11月に出た、上野隆司(テニスコーツ)の"ueno"名義のソロ。シンプルながら奥深い。「古池やカワズ飛び込む水の音」の世界ですね。楽器の音よりも、むしろ音と音の間の静けさを楽しむというか。きらいではないですが、言葉で表現するのが結構難しい・・…
ジャズやロックで使われるフルートが好きなので、スピリチュアルジャズとか、27歳で夭逝したジャズフルーティスト唯一のアルバム、などという宣伝文句にも煽られなんとなく手にした一枚がアデル・セバスチャン(Adele Sebastian)が1981年にアメリカ西海岸の…
フランスのアイリッシュハープ奏者&シンガーCecile Corbelのデビューミニアルバム「Harpe Celtique et Chants du Monde」。ケルト文化圏のブルターニュ出身のアーティストということで、ケルトミュージックへの現代的なアプローチ。自身のアイリッシュハー…
アイオナ(IONA)が昨年10月に発表した6年ぶり8枚目(ライヴアルバム含む通算、スタジオとしては6枚目)のアルバムが「CIRCLING HOUR」。発売後すぐに買っていたのですが、ぜんぜん聴いていなかった・・・(後悔)。大傑作ではないですか! クラナド(CLANAD…
チリのポンプロックバンド、(いまどきポンプって言わないのか?)アストラリス(Astralis)のデビューアルバム「Bienvenida Al Interior」。「シンフォの話題アイテムになること間違いなし!(Garden Shed)」「メロディアス・シンフォニック・マニアは注目の…
スペインのプログレバンド、イビオ(IBIO)が1978年に発表した唯一のアルバムが「CUEVAS DE ALTAMIRA」。メンバーのバイオやその後の活動などは良く知りませんが、この作品はメロトロンやソリーナのほかにもなんだか変な音のするキーボード(シンセ?)を多…
久しく名前を聞くことがなかったのですが、それは私が世間知らずだっただけのことで、連綿と活動を続けていて、しかも今のほうがずっとメジャーなんじゃん!! いまから20年前、雑誌「宝島」や「FoolsMate」を読んだり、インディーズ専門店「新宿UKエジソン」…
ケンソー(KENSO)が2005年夏にベツレヘムで行われたNEARfest2005に出演した際のライヴを収録したDVD(限定1000セット)。定価7500円と安くはないのですが、20曲120分以上のライヴ映像に加え、メンバーによる座談会(反省会?)20分も収録されていて、なかな…
未CD化の1stアルバム「WHAT A BEAUTIFUL PLACE」がレア盤として知られるキャサリン・ハウ(Catherine Howe)が、昨年1月に27年ぶりとなる通算5枚目のアルバム「Princelet Street」をリリースしていました。レア盤という1stはもちろん、70年代に発表され一部…
昨年7月に豪華ゲスト陣を迎えての力作2ndアルバム「鏡の国のアリス」をリリースしていたshinsekai(新世界)の下田祐氏が昨年12月28日に自らのブログに、自主制作時代の作品やshinsekaiの1st、2ndの在庫処分について記載しています(2007年2月末日をもって会…
2006年初めにソロ「Spindle」をリリースしていたジュディ・ダイブル(Judy Dyble)ですが、その作品に続けて「The Whorl」もリリースしています。06年12月にトレーダーホーンの公演として予定されていた来日は健康上の理由で中止になってしまいましたが、こ…
ミスター・シリウス(Mr.Sirius)の1st「バーレンドリーム」に収録の名曲「エターナルジェラシー」の2004年バージョンが釜木茂一のホームページで1月13日まで公開されています。 おやじのレコーディング、番外編「エターナルジェラシー」 ギター:釜木茂一 …
これまでちゃんと聴いていなかったのですが、ニュージーランドのヘイリー・ウエステンラ(Hayley Westenra)の「Pure」(2003年作)を聴きました。なぜかそこらにCDが転がっていた。ずいぶん前に買って放置していたものらしい。たしか、それ以前からニュージ…
Flibbertigibbetをけなしたついでに、メロキャン(Mellow Candle)人脈ということで、ボーカルのALISON O’DONNELLの作品を紹介。昨年リリースのALISON O'DONNELL&ISABEL NI CHUIREAIN / Mise Agus Iseなんですが、これまた「メロキャン」という魔法の言葉に…
メロウキャンドル(Mellow Candle)のメンバーがなぜか南アフリカに渡ってフリッバーティギベット(Flibbertigibbet)として活動していたときの、アンリリーストマテリアルが「My Lagan Love」。アルバムとしては「Whisting Jigs To The Moon」があって、そ…