PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2007-01-01から1年間の記事一覧

ものすごいものが出るらしい「Kenso版・プログレッシブロックの作り方」

今のところ清水義央(KENSOのリーダー)のブログの記載くらいしか情報を見つけることができませんでしたが、なんだかものすごいものがでるらしいです。 教則DVD「Kenso版・プログレッシブロックの作り方」 「実際の演奏上の解説にとどまらず、私やメンバーそ…

貫禄の名作、KBBの4年ぶりスタジオ作「PROOF OF CONCEPT」

エレクトリックバイオリン奏者の壷井彰久率いるKBBがライブアルバムを挟んで4年ぶりとなるスタジオアルバム「PROOF OF CONCEPT」をリリースしました。通産4作目となる本作はますます切れ味鋭く洗練度を増し、テクニカルなシンフォニックジャズロックとしての…

衝動買いが当たり、ギズモのレア1st再発盤

衝動買いもときにこういう孤高の作品との出会いがあるのでやめられません。 レア盤として知られ、このほどジャケットも新たにCD化されたギズモ(GIZMO)の1st「JUST LIKE MASTER BATES」。1979年というイギリスではプログレが衰退していた時期の作品ながら、…

いつまでたっても入門できない世界

プログレ本はマーキーの国別シリーズをはじめ多数出版されており、聴くだけでなくガイドブックを読むのも好きなので見かけるとたいがい手に取ってしまいます。今回は河出書房新社から出た「プログレッシブ・ロック入門(ロック・クラシック研究会編)」。 ス…

デンマークのジャズロック、シークレットオイスター4th

デンマークのジャズロックバンド、シークレットオイスター(Secret Oyster)の4th「Straight to the Krankenhaus」が初CD化されました。すでに輸入盤は出回っていますが、8月末にマーキーから国内盤仕様でもリリースされるもようです。スウェーデン、フィン…

ベネズエラの秘宝シンフォ、フェルナンド・イヴォスキー再発

ブラジル、アルゼンチン、チリなどを中心に、1970年代中ごろから現在に至るまで良質なプログレを生み出し続けている南米の諸作の中でも、作品の評価だけでなく希少度においても高名なベネズエラの秘宝、フェルナンド・イヴォスキー(Fernando Yvosky)の唯一…

スウィング・アウト・シスター久々の新曲

スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)の久々の新作、といっても新曲1曲+旧曲3曲のライブバージョンということで、純然たる新作と呼べるかどうかはさておいて新曲もおそらく2004年のアルバム「WHERE OUR LOVES GROWS」以来ではないかということ…

みとせのりこが歌うジャパニーズトラッド集

みとせのりこの新作(5/23リリース)「カタン-cotton-」は唱歌のカバー集。海外の民謡3曲と、オリジナル1曲、残り10曲が日本の唱歌という内容で、みとせのりこの新作とはいえ、どんなもんかな、と思って躊躇していたのですが、聴いてみればこれが意外に良い…

社長!くるりの主題歌が入ってません!(レーハラカミ)

7月28日に公開される山下敦弘監督の映画「天然コケッコー」、主演の夏帆がとってもかわいらしくていい感じですね(映画はでも、見には行かない気もしますが)。で、サントラをレイ・ハラカミが手がけていまして、7月18日にCDがリリースされました。サントラ…

EP-4/昭和大赦

2007年7月21日、EP-4唯一のアルバム「昭和大赦」が24年の時を経て、ようやくCD化されました。メジャー(コロムビア)からのリリースで、かつこれほどクオリティの高い作品が、何ゆえこれまでCD化されてこなかったのか、その理由は定かではありませんが、とり…

ソフトマシーンレガシー@六本木STB139

7月19日から始まったソフトマシーンレガシー(Soft Machine Legacy)の来日公演ですが、20日の六本木STB139公演を聴いてきました。今回のメンバーは、ギターがジョン・エサリッジ(John Etheridge)、ドラムがジョン・マーシャル(John Marshall)、サックス…

ベアードシスターズCD-R

エスパーズのメグ・ベアードのベアード・シスターズ(The Baird Sisters)のプライベートなCD-R"at HOME"を入手しました。2003年1月25日、26日に自宅で録音されたもので、トラッド5曲、カバー1曲、オリジナル6曲を収録。オリジナルはすべてローラ・ベアード…

頭士奈生樹III

実は頭士奈生樹というアーティスト、まったくこれまでチェックしてませんで、とはいえ、非常階段や渚にては愛聴しておりますので、ミー五郎とクロムの部屋さんところで見て、早速購入したのでした。いつもならモダ~ンミュージックくらい出かけていくのです…

浜田麻里ライヴツアー最終日@五反田ゆうぽうと

浜田麻里のライヴツアー「Mari Hamada Live 2007 "sur lie"」の最終日が五反田ゆうぽうと簡易保険ホールで行われました。札幌、大阪、名古屋ではライブハウスでのオールスタンディングのライヴだったようなので、指定席のホールライヴは正直ありがたいです。…

浜田麻里新作「sur lie」

浜田麻里が3月にリリースした新作アルバム「sur lie」。ここ何作かの延長線上で、新味ははっきり言って薄いですが、まあ私の中では浜田麻里は殿堂入りなので、あえて新境地に挑戦してもらうより、このままいつまでも、というほうが実は安心ではあります。曲…

エスパーズ歌姫メグ・ベアードがソロ発表

以前現代版メロウキャンドルと紹介したエスパーズ(Espers)ですが、ボーカリストのメグ・ベアード(Meg Baird)がソロアルバムを出しました。「Dear Companion」がそれ。エスパーズはすごく良いグループでとくに昨年出た2ndは素直に素晴らしいと思える作品…

ジュディ・シル2nd「Heart Food」

アメリカの女性シンガーソングライター、ジュディ・シル(Judee Sill)の2ndアルバムが「Heart Food」。1979年に33歳(生年が1949年とする説もあり、だとすれば30歳)で麻薬中毒のため夭逝したアーティストが、生前に残した最後のアルバム。心温まる牧歌的な…

待望!アンドレア・コアー、ソロデビュー!!

待望のアンドレア・コアー(Andrea Corr)の1stソロアルバムをようやく聴きました!1曲目の「hello boys」がいきなりの期待はずれで、一体これはどうなるのかと心配になりますが、2曲目以降はアンドレアのコアーズとは違う魅力を十二分に堪能できる名アルバ…

インドネシア女性歌モノ、DELVIA HAMSYAH

インドネシアの女性歌手DELVIA HAMSYAHのアルバム「Terlalu Sayang」。ジャケットの写真を見る限りはまだ相当若い歌手のようですが、インドネシアポップスのひとつの典型で、叙情的に歌い上げる感動作。アリーチェ~ラウラ・パウジーニに連なるイタリアの女…

最近のヘビロテ、ラムスキブ(=コクトーツインズ+マイブラ)

2か月くらい前に買うだけ買って放置していたCDがあって、いまごろようやく聴いたのですが、これがものすごく良い。デンマークのグループ、ラムスキブ(Rumskib)の1stアルバムなのですが、これがCDJournalなどでも評されているとおり、コクトーツインズ、マ…

フロマージュ「月に吠える」

日本のプログレバンド、フロマージュ(FROMAGE)はアルバムとしては84年「Ondine」、88年「Ophelia」の2作を残したのみですが、活動期間は比較的長かったように思います。上記のアルバム制作時にはすでにメンバーではないものの永川敏郎(ノヴェラ、ジェラル…

中田ヤスタカ「ライアーゲーム」サントラ

今期フジテレビで放送されていたドラマ「ライアーゲーム(LIAR GAME)」ですが、ドラマ自体はほとんど見ていないのですが、中田ヤスタカのサントラは結構いいです。番組の予告編等でも頻繁にオンエアされていたタイトル曲のミステリアスで緊張感溢れる雰囲気…

難波弘之@代官山・晴れたら空に豆まいて

今日は難波弘之30周年プラスワン記念ライヴツアーの最終日でした。会場は代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」。今回のツアーはセンスオヴワンダー+北島健二や金子マリとの共演など日によってメンバーも構成も異なる凝ったツアーで、今日のメンバ…

ついに来た!EP-4「昭和大赦」CD化

「昭和崩御」のタイトルが物議を醸し「昭和大赦」とタイトル変更されて1983年にリリースされたEP-4の唯一のフルアルバムが24年の時を経て、7月にCD化されます! どうせすぐCD化されるだろうとレコードを手放してから待つことはや20年、この日を長年待ち望ん…

ラクリモーザのライブ映像

なんとラクリモーザ(LACRYMOSA)の代表曲2曲のライブ映像をアーティスト本人がアップしています。1994年にシルバーエレファントで行われたライブで、演じた本人達が「出来が良かった」と回顧する演奏のようです。日本のチェンバーロックの最右翼的バンドの…

80年代プログレのエッセンス「7 DAYS OF A LIFE」

1993年にフランスのプログレ専門レーベル、ムゼア(MUSEA)からリリースされたオムニバスアルバム「7 DAYS OF A LIFE」。人生を一週間に見立てて月曜から日曜までの曜日に合わせて7アーティストの7曲が収録されています。アーティストは、ケルス・ピンク(ノ…

プログレ好きを分類すると・・・

eric55さんのブログ夢の声の6月13日のエントリ「新しいプログレとは。。。LA TORRE DELL'ALCHIMISTA / Neo」の中でプログレ好きの分類があって、面白いと思ったので、紹介します。 ◇プログレ好きの分類 A.常に実験的で進化しつづける音楽が好きだ B.70年代に…

特典を逃してしまったけど・・・ばちかぶりナゴムベスト

長らく入手困難だったナゴム時代の「ばちかぶり」の音源ですが、2枚組ベスト盤としてついに3月にリリースされました。一部店舗では未発表映像DVDまたは未発表音源CDが特典として付いていたのですが、出遅れまして特典付きを入手できず、かなり萎えておりまし…

宇宙からの歌、宇宙への音

不思議なディスクガイド「宇宙からの歌、宇宙への音」が4月にリットーミュージックより出版されていました。「宇宙っぽい」をテーマに300枚あまりの音源を紹介するもので、ロック、ジャズ、民俗音楽、テクノ・・・とジャンルは多彩。ジャーマンロック率かな…

川口貴ソロ2nd

アウターリミッツのヴァイオリニスト、川口貴がソロ2nd「Ding-dong」をリリース。前作の延長で、打ち込み+バイオリンのプログレ大曲3曲を収録。バイオリンは活躍してはいますが、全編で鳴り響いているというより、ここぞというところで出てきて存在感を印象…