PROGRESSIVE ROCK ADDICT

英伊のみならず西北東欧・南北中米・アジア各国のプログレを愛聴。日本のも好き。目白や新宿、吉祥寺、川崎、関内にしばしば出没。 昔の音楽雑誌集めも。CITY POPやアイドルもよく聴いてます。音楽のことはよくわからないので、名盤とか名演とか言ってる場合、単に好きってことです。twitter: @ProgRockAddict

2005-01-01から1年間の記事一覧

浜田麻里の新作とライブ!

オフィシャルサイトに掲載された情報によれば、 NEW マキシシングル9月リリース決定! NEW アルバムリリース、そして10月末からのライブスケジュールも決定しています。 後日の詳細発表を要チェック!! だそうです。 9/22にまずシングル、続いて10/26にアル…

イシルドゥルスバーネが女性ボーカルシングル

カイパやダイスなどと並びスウェーデンのプログレを代表するグループ、イシルドゥルスバーネ(ISILDURS BANE)が初のシングルを発表しました。 初期の「Sagan om den」や「Sagan om ringen」など、ファンタジーの世界を音楽に結晶させたような作品を発表して…

日刊ゲンダイ「あの人は今こうしている」にZELDAサヨコが!

日刊ゲンダイ7/27号(7/26売)のコラム「あの人は今こうしている」にゼルダ(ZELDA)のボーカリスト、サヨコが出ています。ZELDAと日刊ゲンダイ・・・、なんだかすごい組み合わせだ。というか、二十数年前にトンガリロックキッズだった私も日刊ゲンダイ読者…

イット・バイツの紙ジャケが出るそうな~

「イット・バイツ紙ジャケで復刻!」(by 龍のにわか知識)だそうです。 CD Journal newsに出てますね。 今回の再発はしかもデジタルリマスター+紙ジャケ。これはすばらしい。発表当時はプログレッシヴなロックだったためか、プログレッシヴではないプログ…

MORRIEのベストが出ていた~

元デッドエンド(Dead End)のボーカリスト、モーリー(MORRIE)のソロ作品のベスト「Ectoplasm」が5月に発売になっていたようですね。私は今でもDEAD ENDのベストはインディーズ時代の「DEAD LINE」だと思ってますが、「GOHST OF ROMACE」「SHANBARA」「ZER…

浜田麻里のバラードベストが出ていた~

1989年発表の浜田麻里バラードベスト「Sincerely」のpart2が今年2月に出ていた!!!!! 5が月間もこの事実に気づかなかった自分をたいへんに恥じております~。しかも新曲入り。 浜田麻里はヘビメタの女王時代から今にいたるまでずっと愛して止まないアーティス…

原子爆弾を作った教師の話「太陽を盗んだ男」

爆弾を作った高校生が話題ですが、こちらは原子爆弾を作った教師の話。長谷川和彦の監督作。今見るとストーリー展開も平板で、なんということもないのですが、ある種の力を感じる作品ではあります。高村薫の小説「神の火」などがある意味同じテーマの作品で…

こういうのには弱い、グラスハマーの新作プログレ

グラス・ハマー(GLASS HAMMER)の新作アルバム「The inconsolable Secret」が良い。キース・エマーソンやリック・ウェイクマンばりの多彩なキーボードが魅力のアメリカのバンドで、アルバムもライブあわせて10作目なのでベテランバンドだ。完成度も極めて高…

英国プログレ決定盤イングランド「ガーデンシェッド」リマスター再発!!

マイナーな存在ながら英国プログレを代表する作品といえるイングランド(ENGLAND)唯一のアルバム「ガーデンシェッド(GARDENSHED)」が、オリジナル音源からのリマスターによって再発されました。これまでにも何度かCD化されているが雑音の入った質の悪いも…

人の生き死にの話--映画「樹の海」

映画「樹の海」を見る。 渋谷シネ・アミューズは予約制なので、希望回のちょっと前に行って整理券を発券してもらったが、整理券番号002。流行ってないんだなあ。 もう少し観念的な内容を想像していったのだが、割と説明的で解釈の入り込む余地があまりないと…

ロックフルーティストの真髄ミスター・シリウス

ロックフルーティストというと普通違和感あるかもしれませんが、プログレにおいては珍しくもなんともなく、メジャーなバンドにもフルートの名曲は多数あります。キングクリムゾン(KING CRIMSON)1stの「風に語りて(Talk To The Wind)」のイアン・マクドナ…

日本のプログレの最高峰ヴァーミリオン・サンズ(Vermilion Sands)

古くは四人囃子やマンドレイク(MANDRAKE)、現在も活動するセンス・オヴ・ワンダー(Sense Of Wonder)やケンソー(KENSO)など、日本にもすばらしいプログレバンドが多数存在しています。思い入れのあるバンドはいくつもありますが、なかでもヴァーミリオ…

ハッピーなときも、そうでないときも、ティンガーラの音楽が心にしみる

沖縄音楽とシンセミュージックが絶妙に調和して、深遠で静謐で、心を包み込むようなすばらしいサウンドを聞かせてくれるバンド、ティンガーラ(TINGARA)が、ベスト盤を発表。アルバム持ってるのにベスト盤買う必要なかったような気もしますが、まあそれはい…

「私の職業はレオノール・フィニ」

bunkamuraでレオノール・フィニ展が始まったので早速足を運ぶ。フィニといえば「守護者スフィンクス」などシュールレアリスティックな幻想画家としての印象が強いですが、晩年まで創作意欲は衰えず、絵画の作風も年代ごとに異なります。活動の幅は絵画にとど…

厚見玲衣参加の未CD化名作プログレのタキオン ※2014年初CD化

ヴァウワウ(VOWWOW)のメンバーとしての活動がたぶんもっとも良く知られているキーボーディスト厚見玲衣。ヴァウワウ加入前にバンド・タキオン(TACHYON)として唯一発表された作品が「タキオン」。厚見玲衣のデビュー作であるムーンダンサー(MOONDANCER)…

現代プログレの到達点~カイパ新作

90年代以降ソロ、FLOWER KINGS(フラワーキングス)、TRANSATRANTIC(トランスアトランティック)、再結成KAIPA(カイパ)などでのROINE STOLT(ロイネ・ストルト)の精力的な活動を見ると、カイパの初期3枚のアルバムが1980年代にはずっと幻の名盤として語…

レイ・ハラカミの新作がまたまた心地よい

1998年にアルバム「UNREST」を耳にして以来、新作が出るのを毎度楽しみにしていましたが、今回は実に4年も待たされてしまいました・・・。もう出ないのかと思った。 今回も心地よいです。 7月9日には恵比寿Liquid Roomでのライブもあるようで。当然行くつも…

フェイレイががキングクリムゾン「Moonchild」をカバー!

女性シンガーソングライターのFayray(フェイレイ)が、6/8に発表した新作アルバム「covers」で、なんとKing Crimsonの「Moonchild(ムーンチャイルド)」をカバーしております。 メジャーなJPOPアーティストによるプログレカバーってあまり例がないような。…

ジャズフルーティスト中川昌三の新作はライヴ!

ジャズ、クラシックなど幅広い分野で活躍するフルーティスト中川昌三が、ギターの小畑和彦、パーカッションの安井源之新と結成したグループFONTE(フォンチ)によるライブ盤「ライブ・アット・コルコバード」を出しました。 渋谷のNADIFFという書店で本を選…

センスオヴワンダー@渋谷O-NEST

難波弘之率いるセンスオヴワンダーのライヴが渋谷O-NESTで行われました。 センスオヴワンダーというと分る人にしかわからないかもしれませんが、難波弘之、そうる透、松本慎二という超豪華メンバーのトリオというとやっぱり分る人にしかわからないかな? 難…

クノップフ描くブリュージュ

ローデンバッハの作品として有名なベルギーの死都ブリュージュを描いたデッサンを多数残したクノップフをはじめとする、19世紀ベルギーの芸術家たちの作品を集めた「ベルギー象徴派展」が渋谷東急bunkamuraにて開催されており、本日足を運んでまいりました。…

bluebadgeのコンピCD

bluebadgeレーベルのコンピレーションCD「guitar pop crazy!」が心地よい。珠玉のギターポップ全18バンドを収録して\2,100の超お買い得アルバムでもあります。どれも初めて聞くバンドばかりなのですが、個人的にはウィスパーヴォイスが魅力の melting holida…

岸倫仔が2ndアルバムリリース

エレクトリックヴァイオリンの岸倫仔が2ndアルバム「∞ LINN-TETRA」を発表しました。4年前の1st「LINN TETRA & LINNKO」が好評だっただけにまさに待望の一作。メロディアスな曲をダイナミックな演奏で聴かせてくれる素晴らしいヴァイオリン・インスト作品。…

G-SCHMITTとSYOKOの復活祈願

楽曲の完成度やパフォーマンスのレベルの高さにおいて他に比類を見ないロックバンドG-SCHMITT(ゲイ・シュミット)。80年代に日本の草分け的インディレーベルWECHSELBALGを代表するバンドとして活躍し、バンド活動停止後、主要メンバーでボーカルのSYOKOがメ…

サブラベルズのインディーズ時代のシングル「ドッグファイト」収録CD

日本のメタル史に燦然とその名を残す伝説のバンドがサブラベルズ( SABBRABELLS)です。キングレコードから出した2枚のスタジオ盤と1枚のライブ盤は何度かCD化されていて最新のものはまだ新品が流通しているようですし、中古でも比較的容易に入手できますが…

クロスウィンド「そして夢の国へ」

20年位前から一度聴いてみたいと思いながらも耳にするチャンスのないアルバムがあります。ギタリストとして数々のソロ、バンド作品を発表している小川銀次が率いるクロスウィンド(CROSSWIND)の3枚目のアルバム「そして夢の国へ」で、プログレ/ジャズロッ…

難波弘之、5月に本業のプログレでライヴ

難波弘之率いるプログレバンド、センスオヴワンダー(Sence Of Wonder)が5月12日、東京渋谷のO-NESTにおいてライヴを行います。難波弘之は数多くのバンドやセッションで活躍中なので、あちこちのステージに月に何度も出演されてますが、本業(と私は言いた…

みとせのりこ初ソロアルバム「ヨルオトヒョウホン(夜音標本)」

キルシェ(Kirche)のボーカリスト、みとせのりこが3月6日に初のソロアルバム「ヨルオトヒョウホン」を発表しました。 キルシェ自体、ザバダック(ZABADAK)のコピーバンドからスタートした経緯があるとおり、ザバダック初代ボーカルの上野洋子を思わせる透…

難波弘之S.O.W.の「真幻魔大戦」は傑作プログレアルバムだ!

アニメでもゲームでもなく、小説のイメージアルバムですが、難波弘之率いるプログレバンド、センスオヴワンダー(Sense Of Wonder)の「真幻魔大戦」は、プログレ作品としてかなり高レベルのものだと思います。ムーンダンサー~VOWWOWの厚見玲衣も参加したツ…

フィンランドのファンタスティックな音楽

プログレが生まれたのはイギリスで、もちろんイギリスにはすばらしいグループが多いわけですが、イギリス以外では北欧の各国のグループにはとくに良質な作品が多いように思います。スウェーデンのカイパ(KAIPA)やイシルドゥルスバーネ(ISILDURS BANE)、…